長崎の石橋工務店|注文住宅・土地のご相談
2026.08.05New!
本記事は外壁のコーキング(シーリング)剤の選び方を解説する情報記事です。製品情報は各メーカー公式サイト・日本シーリング材工業会などの公開情報をもとに、2026年7月時点で整理しています。価格・仕様・耐用年数の目安は変わることがあるため、購入前に各公式サイトの最新情報をご確認ください。また本記事はPRを含みます。
外壁のコーキング剤は、「変成シリコーン系・ノンブリード・上塗りできる」の3つで選ぶのが基本です。名前の似たシリコン系は塗料が密着せず、塗装する外壁に使うと後から塗り替えられなくなるため避けます。
長持ちを最優先するなら高耐久のオートンイクシード、手軽なDIY補修ならホームセンターで買える変成シリコンが現実的な選択肢です。この記事では、外壁用のおすすめ6製品を耐用年数・上塗り可否・価格で比較し、種類の違いや失敗しない打ち替えのコツまで整理します。
30秒でわかる結論
✅ 外壁は「変成シリコーン系・ノンブリード」を選ぶ。シリコン系は塗装する外壁にはNG。
✅ とにかく長持ちさせたいなら高耐久のオートンイクシード(メーカー公表で20〜30年クラス)。
✅ DIYの部分補修は、上塗りできるボンドやセメダインの変成シリコン(1本500〜900円前後)で十分実用的。
⚠️ 基本は打ち替え。増し打ちは条件が合う一部の箇所に限る。高所や全周はプロに依頼を。
この記事でわかること
先に結論をまとめます。塗装する外壁のコーキング剤は、変成シリコーン系でノンブリード、上塗りできるものを選べば大きく外しません。あとはどれだけ長持ちさせたいかとDIYかプロ施工かで製品を絞り込みます。
まずは目的別のおすすめ早見表です。自分の状況に近いものから見てください。
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| こんな人・目的 | おすすめ製品 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく長持ちさせたい | オートンイクシード | メーカー公表で20〜30年クラスの高耐久。塗り替え回数を減らしたい家に |
| プロ品質でバランス重視 | ペンギンシール MS2570 type NB | 戸建て向けの2成分・変成シリコン。低モジュラスで動きに強い |
| 多用途で使いやすい1成分 | セメダイン POSシールマルチ | 外装・屋根の補修まで1本で。上塗り性・耐候性のバランスが良い |
| 窯業サイディングの目地 | セメダイン POSシールLM | サイディング目地向けの低モジュラス・ノンブリード |
| DIYでホームセンター調達 | コニシ ボンド 変成シリコンコーク | 1本500〜650円前後で入手しやすい定番。上塗り可 |
| コスパ最優先のDIY | コメリ K+BUILD 変成シリコン | PBブランドで最安クラス。部分補修の練習用にも |
次に、外壁用として選んだおすすめ6製品のメイン比較表です。すべて変成シリコーン系・上塗り可で、外壁の塗装と相性のよいものを選んでいます。耐用年数は環境やメーカーで変わるためあくまで目安です。
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| 製品名(メーカー) | 種類 | 上塗り | ノンブリード | 耐用年数の目安 | 成分/容量 | 参考価格 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オートンイクシード オート化学工業 |
変成シリコーン系 (LSポリマー) |
◯ | ◯ | 約20〜30年 (メーカー公表) |
1成分/320ml | 1本 約1,000円前後 | 外壁目地・高耐久重視 |
| ペンギンシール MS2570 type NB サンスター技研 |
変成シリコーン系 | ◯ | ◯ | 約10〜15年 (目安) |
2成分/4L | プロ向け(要見積) | 窯業サイディング目地 |
| POSシールマルチ セメダイン |
変成シリコーン系 | ◯ | ◯ | 約10〜15年 (目安) |
1成分/333ml | 1本 約700〜900円 | 外装・屋根の多用途補修 |
| POSシールLM セメダイン |
変成シリコーン系 | ◯ | ◯ | 約10〜15年 (目安) |
1成分/333ml | 1本 約700〜900円 | サイディング目地 |
| ボンド 変成シリコンコーク コニシ |
変成シリコーン系 | ◯ | ◯ | 約10年前後 (目安) |
1成分/333ml | 1本 約500〜650円 | DIY・部分補修 |
| K+BUILD 変成シリコン コメリ(PB) |
変成シリコーン系 | ◯ | △(要確認) | 約10年前後 (目安) |
1成分/333ml | 1本 約540円前後 | DIY・コスパ重視 |
表の見方はシンプルです。長持ち重視なら耐用年数の列、DIYなら参考価格と成分(1成分=そのまま使える)に注目してください。1位のオートンイクシードは耐用20〜30年クラスと頭ひとつ抜けますが単価は高め、下位のホームセンター品は1本500円台からと手軽さで選べます。
💡耐用年数の「目安」はメーカー公表値や一般的な相場をもとにした参考値です。実際の持ちは、下地・気候・施工の丁寧さで変わります。断定的な保証年数ではない点にご注意ください。
コーキング剤は主に4つの種類に分かれ、外壁で選ぶべきものは実質変成シリコーン系に絞られます。まずは種類ごとの違いを押さえましょう。
下の表が種類別の特徴です。ポイントは外壁で塗装するかどうか。塗装するなら上塗りできる変成シリコーン系が基本になります。
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| 種類 | 外壁での適性 | 上塗り(塗装) | 耐用年数の目安 | 主な用途 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 変成シリコーン系 | ◎ 外壁の主流 | ◯ できる | 約10〜15年 | 外壁目地・サッシまわり | 塗装できて耐候性も良い。外壁は基本これを選ぶ |
| 高耐久タイプ (LSポリマー等) |
◎ 長寿命 | ◯ できる | 約20〜30年 (メーカー公表) |
高耐久で長持ちさせたい外壁 | オートンイクシードが代表。可塑剤を使わず肉やせしにくい |
| シリコン系 | △ 塗装しない箇所のみ | × できない | 約10年 | 浴室・キッチン・ガラスまわり | 塗料が密着しない。塗装する外壁には不向き |
| ウレタン系 | ○ 塗装前提なら可 | ◯ 必須 | 約5〜10年 | コンクリひび割れ・目地 | 紫外線に弱く、露出のままはNG。必ず上塗りする |
| アクリル系 | × ほぼ使わない | ◯ できる | 約5〜10年 | 室内のひび割れ補修 | 安価だが耐候性が低く、外壁ではほぼ選ばれない |
かつて主流だったウレタン系は、密着性と弾力は高いものの紫外線に弱く、露出のままだと数年で表面が傷みます。そのため使うなら必ず上塗りが前提です。アクリル系は安価ですが耐候性が低く、いまの外壁ではほとんど選ばれません。シリコン系は浴室やガラスまわりの定番ですが、塗装との相性が悪く外壁の塗装面には不向きです。結果として、塗装する外壁では変成シリコーン系が実質的な標準になっています。
外壁の目地やサッシまわりは、気温差で1年中わずかに伸び縮みします。ここに求められるのは動きに追従する弾力と紫外線・雨に耐える耐候性、そして上から塗装できることです。変成シリコーン系はこの3つをバランスよく満たすため、外壁の主流になっています。
⚠️シリコン系(浴室やガラス用のシリコンシーラント)は耐水性が高い一方、硬化後に塗料が密着しません。塗装する外壁に使うと、あとから塗り替えるときに塗料がはじかれて仕上げられなくなるため、売り場での取り違えに注意してください。
一般の変成シリコンは約10〜15年が目安ですが、さらに長寿命をうたう高耐久タイプもあります。代表がオート化学工業のオートンイクシードです。
一般的なコーキング剤は、時間とともに可塑剤(柔らかさを保つ成分)が抜けて硬くなり、肉やせやひび割れが進みます。高耐久タイプは可塑剤を使わない独自ポリマー(オートンイクシードのLSポリマーなど)で、長期間やわらかさを保ちやすいのが特徴です。メーカーは伸び率1000%超・期待耐用20〜30年クラスを公表しています(いずれも公表値で、環境により変わります)。
💡高耐久タイプは、外壁塗料も高耐久(フッ素・無機など)にして塗り替えサイクルをまとめて延ばしたい家と相性が良い選択です。
一方で高耐久タイプは、一般の変成シリコンより硬化(乾燥)に数日長くかかる傾向があります。雨の予報が続く時期は工程が延びやすいため、DIYよりも施工店に段取りを任せたほうが確実です。材料単価も高めなので、どの箇所を何年もたせたいかを決めてから使いどころを選ぶとムダがありません。
種類が分かったら、次の5つのポイントで具体的な製品を選びます。とくに①と②は仕上がりと耐久を左右する重要ポイントです。
商品を手に取ったら、次の順番で確認すると迷いません。とくに①種類と②ノンブリードは、あとから塗装できるか・汚れないかを左右する最重要ポイントです。
塗装する外壁のコーキングは、上塗りができて耐候性も高い変成シリコーン系が基本です。シリコン系は耐水性こそ高いものの、硬化後に塗料が密着しないため、塗装する外壁に使うと後から塗り替えられなくなります。パッケージの「変成シリコン」「変成シリコーン」という表記を必ず確認しましょう。
ノンブリードは、可塑剤がにじみ出て周囲が黒ずむ「ブリード汚染」を防ぐタイプです。露出のまま仕上げる箇所や、上に塗装する箇所では特に効いてきます。数年後に目地の周りだけ黒ずむのを避けたいなら、必ずノンブリード表記のあるものを選んでください。
外壁塗料が15年もつのにコーキングが10年で切れると、先にコーキングが傷んで再工事が必要になります。せっかくの塗り替えの効果を活かすには、塗料の耐用とコーキングの耐用をそろえる意識が大切です。長寿命を狙うなら、高耐久のオートンイクシードのような製品も検討します。
露出仕上げでは、サッシや外壁の色に近い色を選ぶと目地が目立ちません。多くの製品はホワイト・アイボリー・グレー・ブラックなど数色をそろえています。上から塗装する場合は色の自由度が上がりますが、濃い下地色が薄い塗料に響くこともあるため、近い色を選んでおくと無難です。
DIYや部分補修は、そのまま使える1成分のカートリッジ(333ml前後)が手軽です。外壁全体の打ち替えなど広範囲では、主剤と硬化剤を混ぜて大量に使う2成分形をプロが使うことが多くなります。必要な長さから本数を逆算し、1本あたり約8〜12mを目安に用意しましょう。
迷ったら、「変成シリコン・ノンブリード・上塗り可」の3語が商品パッケージに揃っているかを確認するだけでも、大きな失敗は避けられます。
ここからは、外壁用として選んだおすすめ6製品を目的別に紹介します。すべて変成シリコーン系・上塗り可で、長持ち重視からDIYコスパまで幅広く選べます。
順位は「長持ち・扱いやすさ・入手しやすさ・価格」を総合した目安です。外壁全体を長くもたせたいなら上位の高耐久・プロ用、まずは手の届く範囲をDIYで直したいなら下位のホームセンター品、という読み方をしてください。どれも変成シリコーン系・上塗り可なので、外壁の塗装とは問題なく組み合わせられます。
オートンイクシードは、独自のLSポリマーで可塑剤を使わず、経年でも肉やせ・硬化しにくいのが最大の強み変成シリコーン系(LSポリマー)の製品です。
オートンイクシード
オート化学工業|変成シリコーン系(LSポリマー)
価格・仕様は各公式サイトの最新情報をご確認ください
✅ こんな強みがある
⚠️ 選ぶときの注意点
向いている人:とにかく長持ちさせたい・塗り替え回数を減らしたい人
ペンギンシール MS2570 type NBは、戸建て住宅の窯業サイディング目地で実績が多い、施工店向けの2成分タイプ変成シリコーン系(2成分形)の製品です。
ペンギンシール MS2570 type NB
サンスター技研|変成シリコーン系(2成分形)
価格・仕様は各公式サイトの最新情報をご確認ください
✅ こんな強みがある
⚠️ 選ぶときの注意点
向いている人:プロ品質で外壁全体をまとめて打ち替えたい人(施工は業者向け)
POSシールマルチは、外装・屋根のひび割れ補修まで1本でこなせる、汎用性の高い1成分・ノンブリードタイプ変成シリコーン系(1成分形)の製品です。
POSシールマルチ
セメダイン|変成シリコーン系(1成分形)
価格・仕様は各公式サイトの最新情報をご確認ください
✅ こんな強みがある
⚠️ 選ぶときの注意点
向いている人:1本で外壁のいろいろな補修に使える定番がほしい人
POSシールLMは、窯業系サイディングの目地に向けた、低モジュラス(LM)の1成分・ノンブリードタイプ変成シリコーン系(1成分形)の製品です。
POSシールLM
セメダイン|変成シリコーン系(1成分形)
価格・仕様は各公式サイトの最新情報をご確認ください
✅ こんな強みがある
⚠️ 選ぶときの注意点
向いている人:サイディング外壁の目地を打ち替えたい人
ボンド 変成シリコンコークは、ホームセンターで広く扱われる、DIYの定番ブランド「ボンド」の変成シリコンタイプ変成シリコーン系(1成分形)の製品です。
ボンド 変成シリコンコーク
コニシ(ボンド)|変成シリコーン系(1成分形)
価格・仕様は各公式サイトの最新情報をご確認ください
✅ こんな強みがある
⚠️ 選ぶときの注意点
向いている人:近くのホームセンターで買ってDIY補修したい人
K+BUILD 変成シリコンシーラントは、ホームセンターのコメリが展開するプライベートブランドの変成シリコンで、価格は最安クラス変成シリコーン系(1成分形)の製品です。
K+BUILD 変成シリコンシーラント
コメリ(PB)|変成シリコーン系(1成分形)
価格・仕様は各公式サイトの最新情報をご確認ください
✅ こんな強みがある
⚠️ 選ぶときの注意点
向いている人:できるだけ費用を抑えてDIYを試したい人
同じ変成シリコンでも、DIY向けの1成分カートリッジとプロ用の2成分・高耐久品では扱いやすさや向く工事が違います。ここを理解すると製品選びがぶれません。
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| 観点 | DIY向け(1成分カートリッジ) | プロ向け(2成分・高耐久) |
|---|---|---|
| 入手 | ホームセンター・通販で1本から | 建材店・施工店経由が中心 |
| 扱いやすさ | そのまま充填でき手軽 | 混合・専用機材が必要 |
| 向く範囲 | 手の届く範囲・部分補修</td | 外壁全体の打ち替え |
| 費用の目安 | 1本 約540〜1,000円 | 材工で見積り(足場別途) |
| 仕上がり・耐久 | 箇所次第で十分実用的 | 均一で高耐久を狙いやすい |
ホームセンター各社では、上塗りできる変成シリコンが1本500〜650円前後で手に入ります。露出仕上げの箇所はノンブリードタイプかどうかを表示で確認しましょう。
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| 購入先 | 製品名 | メーカー | 上塗り | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| カインズ | 変成シリコンシーラント | セメダイン | ◯ | 約650円(7色展開) |
| コメリ | K+BUILD 変成シリコンシーラント | コメリ(PB) | ◯ | 約540円 |
| ビバホーム | ボンド 変成シリコン | コニシ | ◯ | 約550円/本 |
| ジョイフル本田 | ボンド 変成シリコンシーラント | コニシ | ◯ | 約620円前後 |
店頭で選ぶときは、まず「変成シリコン」「ノンブリード」「上塗り可」の表示を確認します。露出のまま仕上げるなら、外壁やサッシの色に近いものを。カインズのように7色前後をそろえる売り場もあり、色で選びやすいのが店舗購入の利点です。まとめ買いなら10本セットが割安になることもあります。
💡DIYでも、手の届く1階部分の目地やサッシまわりの部分補修なら十分実用的です。ただし2階以上の高所や外壁全周の打ち替えは、安全と仕上がりの均一さの面からリフォーム施工店への依頼をおすすめします。
外壁のコーキング補修には、既存を撤去する打ち替えと、上から重ねる増し打ちの2通りがあります。基本は打ち替えで、費用の目安も知っておくと業者選びで迷いません。
費用は施工方法や高さで変わります。下は目安の相場です。2階以上や外壁全周では足場代が別途かかることが多い点に注意してください。
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| 工事内容 | 単価の目安 | 内容 | 向くケース |
|---|---|---|---|
| 打ち替え(打ち直し) | 約900〜1,500円/m | 既存のコーキングを撤去して新しく充填し直す | 外壁全体のメンテ・塗り替えと同時 |
| 増し打ち(補修) | 約500〜900円/m | 既存の上から重ねて充填する | 撤去が難しいサッシまわりなど一部 |
| 材料代(DIY) | 1本 約540〜1,000円 | 変成シリコン1本で約8〜12mが目安 | 手の届く範囲の部分補修 |
| 足場代(別途) | 約15〜20万円 | 2階以上や外壁全周は足場が必要になることが多い | 高所・広範囲の打ち替え |
コーキングの寿命は一般の変成シリコンで約10年が目安ですが、年数よりも見た目の劣化サインで判断するのが確実です。次のサインが出ていたら打ち替えを検討しましょう。
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| 劣化サイン | 状態 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| ひび割れ(クラック) | コーキングの表面や中央に細かい割れが入る | 早め:防水機能が落ち始めている |
| 肉やせ(やせ細り) | 目地が痩せてへこみ、幅が細くなる | 検討:可塑剤が抜けて弾力が低下 |
| 剥離(はくり) | 目地の縁が外壁から浮く・すき間ができる | 要対応:雨水が浸入しやすい状態 |
| 硬化・弾力低下 | 指で押しても沈まず、カチカチに硬い | 検討:追従できず切れやすい |
| 変色・チョーキング | 白っぽく粉をふく・黒ずむ | 点検:紫外線劣化のサイン |
💡とくに剥離(目地の縁が浮く)は、そこから雨水が壁の中に入り込むおそれがあります。放置すると外壁材や下地の傷みにつながるため、早めの点検・補修が安心です。
手の届く範囲を自分で打ち替える場合の、基本の5ステップです。仕上がりの分かれ目は下地処理とプライマーにあります。
なかでも差が出るのがプライマー(下塗り材)です。省くと密着不良で早期に剥がれる原因になります。下地の素材(サイディング・金属・モルタルなど)に合ったプライマーを選び、塗ってから充填までの放置時間(オープンタイム)も守りましょう。気温が低すぎる日や湿度が高すぎる日は硬化不良を起こしやすいので避けるのが無難です。
費用を抑えるコツは、外壁の塗り替えと同じタイミングで打ち替えることです。足場を一度で共用でき、別々に工事するより総額を抑えやすくなります。見積もりを取るときは「打ち替えか増し打ちか」「使うコーキング材の種類」「足場代が含まれるか」を確認しておくと、あとで差額に驚かずに済みます。
DIYでは、次のやってはいけないことを避けるだけでも失敗と事故を大きく減らせます。
⚠️高所作業は転落の危険があります。2階以上や広範囲は無理をせず、施工店に依頼してください。訪問販売で不安な勧誘を受けた場合は国民生活センターなどの窓口も活用できます。
最後に、外壁のコーキング剤選びでよく寄せられる質問に回答します。
塗装する外壁には基本的に向きません。シリコン系は硬化後に塗料が密着せず、上から塗装するとはじいてしまうためです。
浴室・キッチン・ガラスまわりなど、塗装しない箇所であればシリコン系が適しています。塗装する外壁には変成シリコーン系を選びましょう。
大きな違いは「上塗り(塗装)できるか」と「用途」です。変成シリコンは塗装ができて外壁向け、シリコンは耐水性が高く水回り向けで塗装はできません。
名前が似ているため売り場で間違えやすいので、外壁用は必ず「変成シリコン」の表示を確認してください。
一般的な変成シリコンで約10年、高耐久タイプで20年以上が目安とされています(メーカーや環境で変わります)。
ひび割れ・肉やせ(やせ細り)・剥離・硬化などが見られたら、打ち替えを検討する時期です。
手の届く範囲の部分補修であればDIYも可能です。下地処理とプライマーを丁寧に行うことが仕上がりの分かれ目になります。
ただし2階以上の高所や外壁全周の打ち替えは、転落の危険と仕上がりの均一さの面から施工店に依頼するのが安全です。
基本は既存を撤去する「打ち替え」がおすすめです。増し打ちは古い材の上に重ねるため、条件が合わないと硬化不良や早期の切れが起きやすくなります。
サッシまわりなど撤去が難しい箇所に限って、増し打ちが選ばれることがあります。
必要です。プライマーを省くと密着不良で早期に剥がれる原因になります。下地の素材に合ったプライマーを使ってください。
変成シリコン・ノンブリードを選べば、部分補修には十分実用的です。1本500円前後から入手できます。
外壁全体の打ち替えや、できるだけ長持ちさせたい場合は、プロ用や高耐久タイプ(オートンイクシードなど)も検討しましょう。
外壁のコーキング剤選びは、「変成シリコーン系・ノンブリード・上塗り可」の3原則を押さえるのが第一歩です。最後にポイントを振り返ります。
この記事のまとめ
✅ 種類は変成シリコーン系が基本。シリコン系は塗装する外壁に使わない。
✅ ノンブリードタイプを選び、可塑剤による黒ずみ汚染を防ぐ。
✅ 長持ち重視は高耐久のオートンイクシード、DIYはボンドやセメダインの変成シリコン。
✅ 基本は打ち替え。プライマーは省かない。高所や全周はプロへ依頼する。
製品ごとの詳しい仕様や色のラインアップは、各メーカーの公式サイトで最新情報を確認してから購入するのが確実です。
本記事は以下の公開情報をもとに、2026年7月時点で整理しています。
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